イントロダクション
シャーリーズ・セロンが不死身の傭兵を演じる今作。
ざっくり日本円で言うと、70億円くらいの製作費をかけてるんだったかなあ。
ちなみに邦画だと、10億円くらいの製作費をかけると大作って呼ばれるかも。
(るろ剣とかで30億円くらいかなあ)
そんな映画がまさかのNETFLIX限定映画!
キャスト&スタッフ
主演は最初にも書いたけど、シャーリーズ・セロン。マッド・マックスのフュリオサ大隊長でお馴染みのあの人。
ちなみにシャーリーズ・セロンは幼い頃に、母親が実の父親を射殺したという過去がある。何やら父親はアル中だったらしく、襲いかかってきた父親を射殺したとか、なんか境遇そのものが映画みたいな人。
おれは映画はまあまあ観てるつもりなんだけど、セロン以外で有名な人があまりいないんだよね。
強いて言うなら、敵の製薬会社のCEO(めっちゃFacebookのマークザッカーバーグみたい!)は、ハリポタにダドリー・ダズリー役で出てたハリー・メリング。ハリーが居候している叔父さんの家の太っちょのあの子!
ハリポタの時も憎たらしいけど、今作ではあの憎たらしさに爬虫類的な気持ち悪さが足されております。
監督のジーナ・プリンス=バイスウッドもWikipediaを見ても、これまでアクション映画とか撮ったことなさそうなのに、本作でキレッキレのアクション映画を撮れることを証明したし、これから引っ張りだこになりそう。
ちなみに脚本が何気に小説家のグレッグ・ルッカだったりする。
あらすじ
何世紀もの間、孤独な戦いを続けてきた不死身の傭兵アンディとその仲間たち。彼女たちの役目は、世界がまちがった方向に進まないように世界を影から支えること。
ある日アンディたちは、テロリストに誘拐された子どもたちの救出任務を請け負う。鮮やかな手際でテロリストを掃討し、子どもたちが監禁されている建物にたどり着く。楽な仕事のはずだった。
しかしそこにはテロリストとはちがう、最新装備に身を包んだの兵士たちに待ち伏せしていた。機銃掃射を受けあっという間に蜂の巣にされてしまうアンディたち。
しかし、驚異の自然治癒能力で瞬く間に傷を癒し、アンディたちを倒したと思い込み油断していた兵士たちを打ちのめす。
しかし敵の真の目的は、驚異の自己回復能力で立ち上がるアンディたちの姿を映像におさめることだった……。
この映像が漏れると私たちの存在に危険が及ぶ、アンディたちの新たな戦いがはじまる。
レビュー
不死身という設定の使い方がとにかく上手い。
不死身だけど、見た人の多くは「不死身なんてなりたくない!」なりたくないって思うはず。
毎回傷を負っても痛みもなく、無条件で回復したらアクション映画としては安心して観れるので、ちっともハラハラしない。
だけど、本作では不死身だけど痛みはあるし、しかもいつ真の死が訪れるかはわからないという絶妙なバランスなんだよね。水責めされると無限に死ねなので、無限に苦痛が続くってのは新しい発見。なのでアクションもハラハラしながら見れる。
(おい!不老不死に憧れたベジータ観てるか!この映画を観て、考えを改めなさい!)
と書きつつも、不死身ならではの仲間の命を粗末に扱う不死身ギャグもある。
またストーリー自体はすっごく目新しいと言うわけではないけど、アクション映画ってこんなもんでしょ。
だけど、何世紀も影で暗躍するってのは男の子としてはワクワクしちゃうよね。
次回作がありそうな含みのあるオチだから続きがあったらぜひ観たいけど、シャーリーズ・セロン忙しそうだしなあ。
あまり期待せに待ちましょう。NETFLIXオリジナル映画で続編が作られたことってないよね、多分。
ウィル・スミスが出てる『ブライト』は続編を作るって聞いたけど、続報がないしなあ。
おれ的スコア
この映画が好きな人へのおすすめ映画
・マッドマックス 怒りのデス・ロード
(映画史に残る映画なので観てない人は要チェック!セロン姉さんが坊主頭。女優ってすごいね)
・アトミック・ブロンド
(この映画でもセロン姉さんのキレキレのアクションが観れます)
両方ともNETFLIXで見れるよ!
予告