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【リアル系の宇宙映画×世界の滅亡って意外と珍しいのでは?】ジョージ・クルーニー監督作『ミッドナイト・スカイ』

かず

会えない時のために、こんにちは、こんばんは。そしておやすみ。どうも、かず(@kazu_eigablog)です。
今日、紹介するのは、NETFLIXオリジナル映画『ミッドナイト・スカイ』です!

NETFLIXオリジナル映画でおもしろい作品をお探しじゃないですか?
毎週のように新作が増えていっているし、とても全ては追えないですよね。

というわけで、映画好きブロガーのおれが自ら鑑賞し、率直な感想を書きたいと思います。
気になっているけど微妙だったら観たくない、おもしそうな映画だけ観たい、そんなアナタのための記事です。

今回紹介する映画は、NETFLIXオリジナル映画『ミッドナイト・スカイ』!

ジョージ・クルーニーが主演と監督などを手がけた、宇宙を題材にした映画です。
ジョージ・クルーニー×宇宙といえば、『ゼロ・グラビティ』というエポック・メイキングな宇宙飛行士の映画がありましたよね。

あの映画とちがい本作ではジョージ・クルーニー演じるオーガスティンは、北極にある基地にひとり(?)で孤独に滞在しています。あと『ローグ・ワン/ スター・ウォーズ・ストーリー』の主役ジーン・アーソを演じた、フェリシティ・ジョーンズが出てるよ。(個人的にすごい好みの顔)

本作は地球の終わりや2049年という近未来を描いた映画ですが、SF要素は少なめです。
SFが苦手な方や、『2001年宇宙の旅』から連綿とつづく、“リアル系宇宙映画”が好きな方にはドンピシャで好きなんじゃないでしょうかね。

とりあえず、なるべくネタバレなしで感想を書きますね。
Twitterではもっとリアルタイムに観た映画のことなどを呟いています。
Twitter(@kazu_eigablog)もよろしくね

こういう人にオススメ

  • リアル系の宇宙映画が好き。
  • 静かな人間ドラマが観たい

あらすじ

北極圏に独り残った科学者は、地球全体が大惨事に見舞われたことを知り、帰還途中の宇宙飛行士らと交信し、地球には戻れないことを伝えようと手を尽くす。

予告編

レビュー・解説

(引用元:IMDb)

近未来を描いてはいるが、SF要素は薄め。ドラマ重視のリアル系の宇宙映画が好きな人は、観る価値あり!

かず

肌感覚的には、『ゼロ・グラビティ』よりはSF度は高めで、『インターステラー』より現実寄りの映画かな。

2049年。バーボー天文台。

みんな去ってしまった。オーガスティン(ジョージ・クルーニー)は、一人分の朝食を器によそい、独り分の照明をつけた。咀嚼する音は耳障りなほどに自分に響く。ただでさえ寒い北極圏。もぬけの殻になった食堂は、オーガスティンの孤独感を加速させた。思わず咳をすると、咳の音は基地に反響した。

まるで地球には、人間は自分ひとりしかいないようにすら思えてくる。しかし、あながちそれも間違っていないかもしれない。

今日も通信を試してみよう。

地球から遠く離れたところを飛ぶ、宇宙船アイテル号に。
「地球はもうダメだ。戻ってくるな」と伝えなければ。

最初に『ゼロ・グラビティ』よりはSF度は高めで、『インターステラー』より現実寄りと書いたけど、SF要素の取り込み方が自然な映画だなあと感じた。

この映画は地球側のオーガスティンと、地球へ帰還中の宇宙船アイテル号のドラマが並行して描かれる。ここまでSF要素が自然に馴染んでいるのは、地球側の描写がたっぷりとあるからなんでしょうね。地球側の描写にはまったくSF要素がないんですよ。

舞台となるバーボー天文台や通信機器が現代的なものだし。

翻って宇宙船の描写は地球よりはSF要素が強めです。
宇宙船はかなり巨大だし、遠心力で人工重力を生み出し船内を歩けるようになっていたりね。
あとかっこよかったのは、宇宙船内の梯子の手や足をかける段が照明になっていたりする!
あの照明付きの梯子ひとつで、SFぽさが増すし、船内を梯子で移動する際は視認性が上がって実益もありそう。

またホログラフの映像を観れたりするらしく、医療機器も『エイリアン』に出てきそうなハイテク具合。ちなみに宇宙服の意匠は、映画ナタリーの樋口真嗣さんの記事がおもしろかったです。

関連記事
樋口真嗣が語るNetflix映画「ミッドナイト・スカイ」

だけど全体として、やはりSFぽさは低め。
地球の終末を描きつつも、物語は世界の存亡よりもパーソナルな部分に重点が置かれているんだよね。

地球はもうダメだから戻ってくるなと伝えたいオーガスティンと、宇宙飛行士たちのパーソナルな悩み(地球の家族に会いたい。子どもを身籠ってるとかね)が物語のメインです。地球の存亡はどこ吹く風。地球が終わることは、決定事項でJGバラード的突き放しです。

そして全体的には静かな映画ですが、たまに激しい描写もあったりして飽きさせない工夫がたっぷりある映画です。地球だとホワイトアウトで視界ゼロでピンチが訪れたり、宇宙では『ゼロ・グラビティ』みたいな船外活動描写があったりします。

余談ですが、やっぱり『ゼロ・グラビティ』ってすごかったんやなあと思います。あの映画がエポックメイキングすぎて、あの映画以降は宇宙を描写するハードルが爆上がりして、全体的にレベルアップした気がします。

少女の正体について(ネタバレを含みます)

(引用元:IMDb)

多くの記事を見たところ、少女は存在しない。彼女はオーガスティンの妄想で、かつての行き別れた娘アイリスだと明言していました。

かず

おれもその意見には概ね賛成です。というか、そうだと思います。
だけど言い切るのはどうかなあと思います。

まず少女の正体がなぜオーガスティンの妄想なのかというと……

  • アイテル号の女性クルーの名前が、アイリスと判明する。
  • そしてその後の基地での映像にはアイリスに出てこないから。
  • また宇宙船のクルーであるアイリスとの会話でも、実の娘であることが示唆されます。

生き別れた娘を救うためにも、宇宙との交信を試みたかったというのも映画的にも至極真っ当な意見だと思います。

だけど決めつけるのもどうかなあ、と

映画の冒頭の方で、基地から退避する女性が、しきりに娘を探している描写があるんですよね。なのでアイリスという娘が妄想ではなく、確かに実在するという可能性も捨てきれません。

娘が妄想という方が、いかにも映画的でおもしろいです。

ですが個人的には完全に明言するよりは、「実際の所どうなんだろうなあ」と静かに余韻に浸るのがこの映画にはあっているような気がします。

ABOUT ME
かず
ある日学生時代に友人におすすめ映画を紹介した時に、「めっちゃ面白そう!」と好評。 昔から映画は好きだったが、映画を紹介することで初めて人に認められ、人生がほんのちょっとだけ変わった人間。 「映画の知識があれば、老若男女問わず話が合うし、教養が身について人に優しくなれるし、歴史にも詳しくなる!」そんな信条の持ち主。

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