会えない時のために、こんにちは、こんばんは。そしておやすみ。どうも、かず(@kazu_eigablog)です。
今日、紹介するのは、NETFLIXオリジナル映画『プロム』です!
NETFLIXオリジナル映画でおもしろい作品をお探しじゃないですか?
毎週のように新作が増えていっているし、とても全ては追えないですよね。
というわけで、映画好きブロガーのおれが自ら鑑賞し、率直な感想を書きたいと思います。
気になっているけど微妙だったら観たくない、おもしそうな映画だけ観たい、そんなアナタのための記事です。
今回紹介する映画は、NETFLIXオリジナル映画『プロム』。
海外ドラマ『glee』などの製作者であるライアン・マーフィーが監督を手がけたミュージカル映画です。
主演はメリル・ストリープ。落ち目のブロードウェイ女優を演じます。俳優仲間として、カープールカラオケでお馴染みの、ジェームズ・コーデン。他にはニコール・キッドマンが出ています。
落ち目の彼(彼女)らは、下心まんまんで社会貢献をして人気を取り戻そうとする。
同性のパートナーをプロムに誘ったばかりに、プロムから締め出されたエマのニュースを目にした彼らはエマを助けるべくインディアナ州に向かうわけです。
メリル・ストリープ×ミュージカルといえば、『マンマミ・アーア』が有名ですが、本作も負けず劣らずの歌声を披露しています。あと『マディソン郡の橋』では、スタイルの良さを匂わせていましたが、70を超えた今でもスタイルがまったく崩れていないことに驚きました。
あと真摯な感想で言うと、アメリカのLGBTQ映画は進んでいるなあと思ったよね。
詳しくは本文で書きます。
とりあえず、なるべくネタバレなしで感想を書きますね。
Twitterではもっとリアルタイムに観た映画のことなどを呟いています。
Twitter(@kazu_eigablog)もよろしくね。
こういう人にオススメ
- ミュージカル映画が好き。
- 楽しくてハッピーな気分になりたい。
- LGBTQに関する映画が観たい
あらすじ
インディアナ州の田舎町で、同性の恋人をプロムに行きたい女子高生を応援するために、落ち目のブロードウェイスターたちが町に乗り込んでくる。
予告編
レビュー・解説

結論。アメリカのLGBTQ映画は進んでいる!
子どもも含め、全方位におすすめできるミュージカル映画です。
ライアン・マーフィー制作の『glee』を観ている時も思ったことなんだけど、センシティブなLGBTQを題材にしつつもコメディに落とし込んでいると言うのがすごいところだと思う。LGBTQを茶化したり、笑い者にしないんだよね。
日本のLGBTQを扱った作品はどうしても重めのものが多かったり、もしくは性的な描写が過激で、子どもに見せれるものがあまり多くはない印象。
だけど『glee』や本作『プロム』は、どこに出しても問題がない作品になている。
まだまだLGBTQへの風当たりは強いかもしれない。だけど本作は展開を重くし過ぎず、笑えるものになっている。
お堅い教科書でLGBTQを学ぶよりも、ケラケラ笑いながら自然とLGBTQについて学べる……学ぶと言うよりは、そういう人たちもいると楽しみながら認識する。こういった作品を観て育った子は、LGBTQな方々がいて当たり前と思える優しい子に育つような気がするよね。
ちなみに最近の学園もの作品の傾向として、わりと劇中に出てくる同級生たちはLGBTQに対して理解がある気がします。悪い子がいたとしても最後まで悪いやつではない。『ブックスマート』とかね。
むしろ大人の方が理解がない敵対者として描かれる。
アメリカのLGBTQ映画は一歩も二歩も先を行ってるなあと思いました。
ミュージカル部分の演出もキレッキレ!

ミュージカル部分については『glee』で散々したので、演出はお手の物なんですかね。
観ていて当たり前のようにかっこいいですし、当たり前のように燃えますし、当たり前のように上がります。
面白かったのは、 ミュージカルって当たり前の日常が急にステージに変わったりするけど、その“仕込み“描写があったりすること。そりゃ準備しないと日常の風景はステージになったりはしないよね。
P.S
とにもかくにも全方位におすすめできるミュージカルコメディです。
普段ミュージカル映画を観ない人にも、NETFLIXで見放題なので騙されたと思って観て欲しいところ。
余談ですが、ニコール・キッドマンが作品によって顔がちがい過ぎて、真の顔がわからなくなっているのはおれだけ?
『LION/ライオン ~25年目のただいま~』、『パディントン』、本作でぜんぜん顔が違うように思えるんだけど。