劇場公開作品

死刑台へとつづく色褪せた緑の道『グリーンマイル』感想。

かず
かず
たまーに、観たくなっちゃうよね。
平均的な映画好きの女性
平均的な映画好きの女性
有名だけど、観たことないなあ。有名だからいつでも観れると思って、今まで来ちゃった。
かず
かず
ちょっと、わかるかも。
平均的な映画好きの女性
平均的な映画好きの女性
『ショーシャンクの空に』とかもそう!
かず
かず
たまたまだけど、『グリーンマイル』も『ショーシャンクの空に』も、同じ原作者で、同じ監督で、同じように刑務所が、舞台だね。

こういう人にオススメ

・剣と魔法のファンタジーは苦手だけど、
 現実にちょろっとファンタジー要素が加わるのは好き。
・ほろりと感動したい。
・(見る分には)性格が悪い、憎たらしい刑務官とか最高!

イントロダクション

スティーヴン・キングの同名の小説が原作。
1930年代の、大恐慌時代の刑務所を舞台にしたファンタジー作品。
少女2人の殺害の罪で、心優しい巨漢の黒人が入所するところから物語ははじまる。

ちなみに、グリーンマイルというのは、作品内に出てくる監房から死刑執行室へと続く通路が、緑に色褪せていることに由来する。

あらすじ

大恐慌時代の1935年、ポールは刑務所の看守主任を務めていた。グリーンマイルと呼ばれる通路を通って電気椅子に向かう受刑者たちに安らかな死を迎えさせてやることが、彼らの仕事だった。ある年、この刑務所に身長2メートルを越す黒人の大男、コーフィが送られてくる。双子の少女を殺害した罪で死刑囚となった男だ。ところがこの男は、ある日不思議な力でポールが患っていた病気を治してしまう……。

映画.comより

キャスト&スタッフ

主演の看守ポール・エッジコムをトム・ハンクス。
99年の作品なので、当時は40代くらいかな。

劇中では、年老いて老人ホームにいるポールが、かつて働いていた刑務所を回顧する構成になっている。
尿路感染症に罹っており、トイレに行くたびに悶絶しているが、死刑を待つ巨漢の黒人が不思議な力で治してくれることにより、しだいに心を許していく。

↓前に書いたトム・ハンクス主演作のレビューです。

【AppleTV+オリジナル映画】何度目かのトム・ハンクス×戦争『グレイハウンド』レビュー! こういう人にオススメ ・戦争映画ダイジョーブ! ・戦艦に燃える! ・潜水艦に燃える! ・トム・ハ...

巨漢の黒人の死刑囚ジョン・コーフィーを
マイケル・クラーク・ダンカン。

知恵遅れの気もあるが、心優しく、人や動物の病気や怪我を治癒することができる。
治癒する際に病気をいちど自分に取り込むため、自身も非常に苦しむ。

CGとか特殊な工夫をして撮影してるのかなと思うくらいに、本当にデカイ。
Wikipediaによると、196センチあるらしい。
残念ながら演じたマイケルさんは、すでに亡くなっております。

あまり有名な俳優じゃないけど、この映画を語る上で忘れてはならないのが、パーシーを演じるダグ・ハッチソン!

この映画のいちばんの敵役でしょう。
ボンボンで州知事の肉親。サディストで囚人に暴力を振るったり、意地悪をする。

強いものには媚へつらい、弱い者には暴力的な典型的な小悪党。ほんと憎たらしい!
それだけ演技がうまいってことやね。

監督はフランク・ダラボン。

有名なところだと、『ミスト』『ショーシャンクの空に』
底意地が悪くて、観ている人がいやーな気持ちになる映画を撮るのがうまい。

ドラマの『ウォーキング・デッド』のシーズン1にも関わっています。

かず
かず
大好きな監督なので、もっと映画を撮って欲しい!

レビュー

この映画なにげに3時間以上あるんですよね。

スパイ映画みたいに世界を飛び回るわけでもなく、
出てくるシチュエーションは(ほぼ)刑務所のみなのに!

手垢のついた表現で悪いんだけど……

「あっという間の3時間!」(笑)

本作は、なによりもキャラクター萌えに重きを置いている気がする。

トム・ハンクス演じる中立な主人公。
そして個性的な愉快な仲間。
憎たらしい看守の、パーシー。
心優しい巨漢の黒人。
手のかからない囚人、めちゃくちゃ手がかかる囚人。

バリエーション豊かなキャラクターを物語世界にぶち込み、
それぞれのキャラクター同士の化学反応を楽しむ感じ。

今思うと、スティーヴン・キングの作る話ってそんなのが多いよね。
生き生きとしたキャラクターに物語を委ねるといいますか。

ワンシチュエーションで物語が進むのも、キングの作品にありがち。

主にスーパーマーケットのみで物語が進む『ミスト』
ベッドルーム物語が進む『ジェラルドのゲーム』
『ショーシャンクの空に』も刑務所を中心。

おれの勘だけど……
ワンシチュエーションで物語が進むから、大規模なロケをする必要もないし、
ハリウッド映画の中では比較的低予算で作れるのかなあと思ったり。

キングの名前がついてたらファンは観るし、
ビジネスと捉えた時に非常にコスパがいいのかも。(あくまでおれの想像です)

ストーリーもちゃんと面白い!

だけど、ミステリー的な誘引もちゃんとあるんだよね。

治癒能力がある巨漢の黒人が女児殺害の真犯人には思えないし、
「真犯人は誰だろう?」という最大の謎もある。

あとはキングはキャラクターのいじめ方というか、追い込み方が非常にうまい。
善良に生きる正直者のキャラクターを、めちゃくちゃ苛める。

一体どれだけ試練を与えたら済むんだと言わんばかりに。

まるで現実みたいだね。

そこからの大逆転が非常に気持ちいいんだけど……
それだけで終わらないのが、モダンホラーの帝王スティーヴン・キング!

最後の最後に、ほんのりビターな後味を残すことが多い。
今作もそうなんだけどね。

おれ的評価

かず
かず

言うことなし! 20年くらい前の映画を今さら見返すくらいなんだから、おもしろくないはずがない!

この映画が好きな人へのおすすめ作品

・『ショーシャンクの空に』
『グリーンマイル』と同じく刑務所を舞台にしつつ、フランク・ダラボン監督と
キングがタッグを組んだ名作映画。
泣けるし、「ざまあみろ!」な展開もあるし、全方位的におすすめできる映画。
この作品が嫌いな人っているのかな?

・『ミスト』
ミストもダラボン監督とキングのタッグによる映画。
ショーシャンクとちがって、ラストの展開は、賛否両論。血も涙もない展開とはこのこと。ちなみにおれは大好物。
観てないけどNetflixでドラマ版も配信されている。

予告編

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