劇場公開作品

ダークなスタンド・バイ・ミーな『リバース・エッジ』感想!

かず
かず
『窮鼠』が良かったから、またまた行定勲監督作品!
通りすがりの男性
通りすがりの男性
めっちゃハマってるやん。
かず
かず
岡崎京子さんの同名の漫画が原作で、二階堂ふみちゃんと吉沢亮くんが出ています。
不勉強なので、岡崎京子さんの名前は今作で知りました。
ちなみに映画は端的に言うと、ダークな『スタンド・バイ・ミー』みたいな映画でした。

こういう人にオススメ

・人の破滅が見たい。
・90年代の風景を懐かしみたい
・度を超えた若気の至り!
(けど家族では絶対に観ちゃだめよ!いろいろと激しいから)

イントロダクション

岡崎京子さん原作の同名の漫画の映画化作品。
沢尻エリカが出ていた『ヘルタースケルター』の原作も岡崎京子さんです。

行定勲監督の2018年の作品。
『ピンクとグレー』と同じく、本作でも冒頭でこれから起きる陰惨な死を予告する構成。

90年代を舞台にした作品だが、2020年現在に90年代を回顧する目的があるわけではなく、単に原作が描かれたのが90年代ってだけ。

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あらすじ

若草ハルナ(二階堂ふみ)は、彼氏の観音崎(上杉柊平)が苛める山田(吉沢亮)を助けたことをきっかけに、夜の河原へ誘われ放置された<死体>を目にする。

「これを見ると勇気が出るんだ」と言う山田に絶句するハルナ。

さらに、宝物として死体の存在を共有しているという後輩でモデルのこずえ(SUMIRE)が現れ、3人は決して恋愛には発展しない特異な友情で結ばれていく。

公式サイトより

キャスト&スタッフ

主役の若草ハルナを二階堂ふみ。
高校生なのに喫煙者だが、エキセントリックな人間が多い本作のなかでは、
一番の常識人の一般人。

視聴者の目線と寄り添う中立なキャラですな。
ちなみに、彼氏あり。(べつにラブラブそうじゃないけど)

若草ハルナと仲良くなっていく、いじめられっ子の山田くんを吉沢亮。
ハルナの彼氏に猛烈にいじめられている。

河原にある、だれにも見つかってない死体が宝物という人物。いじめられているけど、
少なくともこの死体よりはましと勇気を貰ってるもよう。
ちなみにゲイだが、それをカムフラージュするために女の子とも付き合っている。

最近だと、映画の『キングダム』とか『半沢直樹』のスピンオフやシーズン2に出てたね。
とにかく、フェイスが美しい。

かず
かず
こんな顔に生まれたかった…

山田くんの彼女役として、森川葵。
ベレー帽が似合うゆるふわガール。とにかく山田に話して話して、話しかけまくる。
うざがられてるけど、気づかないフリをしてる感じ。

他には、浅野忠信とCharaの娘のSUMIREとかいろいろ出てます。

個人的に、(お初にお目にかかりましたが、)ハルナの友人役の小山ルミって人の脱ぎっぷりと体当たりの演技っぷりがすごかったです。

薬物中毒やし、援助交際してるし、アソコに前も後ろもムース缶を突っ込まれるし……
どんな女子高生だ!
(てゆうか、整髪料のムースってあまり聞かなくなったね!)

監督は行定勲。
有名なところでは、セカチュー。

最近は『劇場』『窮鼠はチーズの夢を見る』が公開されたばかりです。
立て続けに作品を観てると、なんとなく手癖がわかってきた気がします。

【BL映画の感想】ノンケ男が観た『窮鼠はチーズの夢を見る』(アマプラで見れるよ!) 自己紹介 オススメ記事 >>【まとめ】劇場で映画を安く観る方法 9選【あなた損してるかも...

レビュー

おもしろかったけど、感想は書きづらい!
なんか教訓めいたものがあるようには思えないし。

ただひたすら、破滅へ一直線の高校生たちを眺めるような映画。

原作が書かれた当時は、援助交際がホットな話題だったのか
そういうのが出てきたりする。

かず
かず
出会い系とか援助交際も、今やマッチングアプリとかパパ活みたいに、
新たな名前を得て立派な経済活動になってしまったね。

けど、観る人間の欲望を満たすようなポルノみたいな映画ではなく、
その逆で文学的な装いをしている。

村上龍の『限りなく透明に近いブルー』の延長線上にあるような作品。
キングの『スタンド・バイ・ミー』を飛びっきりダークにしたようでもある。

みんなタバコを吸うし、半グレみたいなやつが子どもを支配してるし、
なにより“死体”に魅せられた子どもたちを中心に物語が進むし!

また90年代の再現具合がおもしろい!
画面のサイズが、4:3だったりする。

テレビで昔の番組の映像を流すときに、両端になにも表示されてないことがあるけど、
この映画は全編がそれ。

グザヴィエ・ドランの『マミー』みたい。
(あれはインスタを意識して、1:1にしたのかな?)

あとは絶妙な90年代ワード!
整髪料のムースとか、女優の牧瀬里穂とか!

山田(吉沢亮)が遺棄された死体を見て、今の自分はこれよりましと思うように、
この作品を見てると今の自分の悩みなんて小さいことに思えてくる。

おれ的評価

かず
かず

おもしろかったけど、もっとテーマ的なものがあればなあ。

この映画が好きな人へのおすすめ作品

『スタンド・バイ・ミー』
説明するまでもない名作映画。

『リバース・エッジ』が闇なら、こっちは完全なる光。
『スタンドバイミー』は過去を回顧する形式で話が進むけど、思い出が美化されてるだけで、本当の子ども時代はおなじくらい闇だったのではとか思いはじめた。

『限りなく透明に近いブルー』
村上龍のデビュー作。
性的で、暴力的で、退廃的。分厚くない小説なので、するっと読めると思う。
映画版もあるけど、観たことはない。

予告編

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