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森山未來さんの舞台挨拶レポート&感想『ボクたちはみんな大人になれなかった』

かず

会えない時のために、こんにちは、こんばんは。そしておやすみ。
どうも、かず(@kazu_eigablog)です。

今日紹介するのは、ボクたちはみんな大人になれなかったです!

NETFLIXオリジナル映画でおもしろい作品をお探しじゃないですか?
毎週のように新作が増えていっているし、とても全ては追えないですよね。

というわけで、映画好きブロガーのおれが自ら鑑賞し、率直な感想を書きたいと思います。
気になっているけど微妙だったら観たくない、おもしそうな映画だけ観たい、そんなアナタのための記事です。

今回紹介する映画は、NETFLIXオリジナル映画『ボクたちはみんな大人になれなかった』
本作はNETFLIXと同時に劇場でも上映しています。

幸運にも主演の森山未来さんが登壇する舞台挨拶のチケットを取ることができたので、そのレポートも含めて映画の感想を書きたいと思います。

上映前の舞台挨拶だったので、森山未來さんが物語の深いテーマに言及することはありませんでした。
ただし読み解くヒントみたいなのをいくつかくれたような気がします。
なのでそういうのも書きます。

本作は森山未來と伊藤沙莉主演のラブストーリーです。

森山未來さんが演じる佐藤は、『苦役列車』の主人公よりもイケてるものの、『モテキ』のユキオくんよりは闇の中を彷徨っている印象。

森山未來さんが繰り返し演じてきたような、うだつが上がらない男を演じさせたら日本で右に出るものはいないんじゃないでしょうか。
これまでの作品が好きな人はぜひ観てみてください!

本文では舞台挨拶での森山未來さんからの、直々のお願いも書きたいと思いますよ。

では本文にレッツ・ゴー!

かず

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こういう人にオススメ

森山未來と伊藤沙莉
  • 森山未來の過去作『モテキ』や『苦役列車』が好き
  • 別れた恋人をSNSで検索したことがある人
  • 90年代カルチャーを通ってきたアラサー、アラフォー
  • 伊藤沙莉ちゃんがまあまあ体を張ってる、観たいって人!(←ポロリがある)

あらすじ

1995年、ボクは彼女と出会い、生まれて初めて頑張りたいと思った。「君は大丈夫だよ。おもしろいもん」。初めて出来た彼女の言葉に支えられがむしゃらに働いた日々。

1999年、ノストラダムスの大予言に反して地球は滅亡せず、唯一の心の支えだった彼女はさよならも言わずに去っていった――。

志した小説家にはなれず、ズルズルとテレビ業界の片隅で働き続けたボクにも、時間だけは等しく過ぎて行った。そして2020年。社会と折り合いをつけながら生きてきた46歳のボクは、いくつかのほろ苦い再会をきっかけに、二度と戻らない“あの頃”を思い出す……。

(公式サイトより)

予告編

レビュー。そして森山未來の舞台挨拶@元町映画館

ポスター

森山未來が語る燃え殻

本作の原作は、”燃え殻”さんの同名の小説。
ベストセラー小説らしいが、不勉強なのでおれはまったく存じ上げませんでした。

正直本屋で平積みされていたとしても、手にとっていたかは怪しい。
だってペンネームが”燃え殻”ですよ。

読書は好きですが、保守的でわりと古風な読書好きなので、そんな携帯小説の筆者みたいなペンネームの本。
しかし、このペンネームこそがカルチャーがぎっしり詰まった物語のテーマそのものだったのです。

舞台挨拶で主演の森山未來さんが語ったのは、作者から言質を取った”燃え殻”のペンネームの由来。

この燃え殻というのは、キリンジのメンバーで堀込泰行さんによるソロプロジェクトである「馬の骨」というのがあるそうです。
その馬の骨の曲名が、何を隠そう『燃え殻』なのです。

そんな名前をチョイスしているだけで燃え殻さんがポップカルチャーへの造詣が深いのが伺えますが、そこに気づく森山未來さんもすごいと思いません?

かず

なんか携帯小説の作者みたいと思っていたおれは、穴があったら入りたい気持ち。

さらに森山未來さんがプロデューサーに出した出演の条件が、

この「馬の骨」の『燃え殻』をエンディングで流すことだったそうです。
なので本作のエンディングでは『燃え殻』がかかるので心して聞いてください。

森山未來さんも言っていますが、歌詞の世界観が本作そのものです。
各種音楽配信サービスでも聴けるので、ぜひ映画のお供に聴いてみて。

また森山未來さんからのお願いで「NETFLIXで観る人は、最後にオマケがあるので、スタッフロールの最後まで観てください!」とのことです。

本作のエンディングテーマでもある『燃え殻』

森山未來と神戸

森山未來

森山未來さんは兵庫県の神戸が出身。

舞台挨拶では「呼んでくれるのを心待ちにしていた」と語り、学生時代に行っていたお店などを紹介。

映画館だと現在のミント神戸の裏にあったというアサヒシネマや、シネリーブル神戸によく足を運んでいたらしいです。
何かを見るわけでもなくジャケ買いのように、その日の気分で観ていたとか。

かず

おれもまあまあ映画を知っているつもりですが、森山未來さんの口から出てくるタイトルがまったく知らないものだったりしました。

印象に残っている映画のワンシーンが「そこ?」とツッコミたくなるようなもので、劇場が思わず笑いに包まれました。(けど映画のタイトルは忘れちゃった。ごめん)

また神戸に帰ってきたら、ぜひ行くお店として『やさい食堂堀江座』さんというお店をあげていましたよ。
森山未來さんが神戸に帰ってくると訪れる舞台挨拶の前日も行っていたそうな。

>>『やさい食堂堀江座』さんの公式サイト

まさかの『はっぴいえんど』の『風をあつめて』の話。

最後に神戸とはどんな街かを聞かれると、『風』とおっしゃていました。

貿易で栄えた街なので、風が通る場所という印象があるんだって。
またここでも森山未來さんのポップカルチャーへの造詣の深さが窺い知れる言葉がありました。

作詞家の松本隆さんが、現在は神戸に移住しているのは神戸っ子では割と知られた事実。

しかし、その移住の理由を森山未來さんの口から知ることになります。

松本隆さんがかつて在籍したバンド『はっぴいえんど』。その言わずと知れた代表曲『風をあつめて』。
『風をあつめて』は、東京の青山の原風景を歌ったうたなんだそうです。

しかし、かつての青山の風景はそこにはない。
今の神戸がかつての青山の原風景に似ているから移住したんだって。
(あくまで森山未來さんが語った話ですよ)

映像もすごいし、ストーリーもすごい!

伊藤沙莉

森山未來さんのポップカルチャーへの造詣の深さを伺い知れる舞台挨拶を終え、本編が上映開始。

さてどこから話そう。
まず普通におもしろい映画でした。

コロナ禍の2020年から徐々に過去に遡っていく構成になっており、森山未來さんは40代から20代までを順に演じます。

この手のドラマ映画としては珍しいくらいに、映像表現がキレッキレッです。

ふつうこの手の登場人物の心に深く入り込むような作品は、どっしりとカメラを構えて撮ることが多い気がします。

しかしこの映画はダイナミックな構図があったり、キレッキレッのシネマティックな映像表現があったり、グザヴィエ・ドランの『マミー』のように画面のアスペクト比が変わるシーンもあります。

そんな小手先の表現だけの映画化と思いきや、ストーリーも抜群におもしろいんですよ。

この映画は観る人によって、心に刺さるシーンがちがうのではないでしょうか。
なので感想として、どこを切り取るかが非常にむずかしい。

うまくいかない仕事、うまくいかない恋人関係。
普遍的なテーマの物語です。

しかし難しい映画ではありません。
数々の登場人物のセリフが、物語のテーマそのものについて語っている印象を受けました。

かず

なので登場人物のセリフによーく耳をかたむけましょう。

また章が変わるごとに出てくる、「リリィシュシュのすべて」的な印象的なタイポグラフィも印象的でした。

人は自分が何で悩んでいて、その問題の解決法も知ってるもんなんですよ。
ただ勇気がなかったり、決断することができないだけなのです(おれも含めて)。

伊藤沙莉さん演じる加藤も、森山未來の加藤も、誰よりも”普通”であることを唾棄しています。

だけど、自分は特別であることを希求することこそ、自分が誰よりも普通であるということを知っているんじゃないでしょうかね。

まとめ

森山未來と伊藤沙莉

(持論)『ボクたちはみんな大人になれなかった』の意味とは?

かず

最後まで観て思ったのは、『ボクたちはみんな大人になれなかった』というのは、『ボクたちはみんな(なりたい)大人になれなかった』という意味だろうなあと思った。

だいたいの人が夢破れるじゃん。
小さい頃に無邪気に夢想した将来の夢を実際に叶えられた人なんて、どれだけいるのやら。

多面的な見方ができる映画です。
人生ないろいろな局面や様々な人々が出てきます。
観る人の心の状態に応じて、感じ方が変わる鏡のような映画な気がします。

興味がある人はぜひNETFLIXで観てみてください。
そしてスタッフロールも最後まで観てください。
ある仕掛けがあるので!

追伸

かず

当日は写真を撮ったので、公式のTwitterにおれも写ってますよ

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
参考になればうれしいなあ。

もし良かったら、Twitterとかに遊びにきてください。
あなたとは映画友だちになれそうなので!

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かず

また以下の記事では、映画を安く観る方法をまとめています。
興味がある人は覗いてみてください。

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ABOUT ME
かず
ある日学生時代に友人におすすめ映画を紹介した時に、「めっちゃ面白そう!」と好評。 昔から映画は好きだったが、映画を紹介することで初めて人に認められ、人生がほんのちょっとだけ変わった人間。 「映画の知識があれば、老若男女問わず話が合うし、教養が身について人に優しくなれるし、歴史にも詳しくなる!」そんな信条の持ち主。

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