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【つまらない?面白い?】シャラメ様主演『デューン砂の惑星』レビュー。

デューン
かず

会えない時のために、こんにちは、こんばんは。そしておやすみ。
どうも、かず(@kazu_eigablog)です。

今日紹介するのは、『デューン砂の惑星 PART1』です!

「デューンを観てみたいけれど、おもしろいかどうか他人の感想が知りたい」
「原作を読んでないから不安」
「なんか続編ありきの一作目と聞くと、見るか迷う」

心配無用! さっさと観に行きましょう。

こんな美しい映像の映画を、家のちっさいテレビとレンジの幅がないスピーカーで体験するのは大損です。

だけど予告編で言ってるような、”未来型シネマエクスペリエンス”という偏差値が低めのキャッチコピーにつられて、ホイホイ観にいくと痛い目に会うかもしれません。

なので「観たけど、思っていたのとちがった」と思っている人には、本作の楽しみ方が伝われば良いなあと思い記事を書いてる次第です。

本作に「つまらない」と評している人は、筆者が思うに近年の『MCUシリーズ』や『スターウォーズ』に毒されているのだと思います。
本作はMCUシリーズや『スターウォーズ』が好きな人よりも、大河ドラマやソ連の映画監督タルコフスキーの映画が好きな人には、ばっちりハマると思います。

もちろん原作小説が好きな人にとっても、文句なしの映画化と言えると思います。
逆にMCUが好きな人は、一度その既成概念を取っ払って鑑賞して欲しいところ。

もちろんMCUも最高の映画シリーズです。しかし、本作はわかりやすくテンポも速い近年の映画とは異なります。
それは本作のマイナスポイントではありません。
デューンの製作者たちはわかってやっていること。

というわけで、前置きが長くなってきたので続きは本文で!

かず

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こういう人にオススメ

  • 原作小説好き
  • 『ゲーム・オブ・スローンズ』的な大河ドラマ好き
  • 『スターウォーズ』には乗り遅れたけど、宇宙を題材にした大作SFをリアルタイムで追いかけたい!
  • ドゥニ・ヴィルヌーヴの新作と聞くだけで、よだれが出てくる映画変態

あらすじ

人類が地球以外の惑星に移り住み宇宙帝国を築いた未来。皇帝の命により、抗老化作用のある秘薬「メランジ」が生産される砂の惑星デューンを統治することになったレト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック)は、妻ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)、息子ポール(ティモシー・シャラメ)と共にデューンに乗り込む。しかし、メランジの採掘権を持つ宿敵ハルコンネン家と皇帝がたくらむ陰謀により、アトレイデス公爵は殺害されてしまう。逃げ延びたポールは原住民フレメンの中に身を隠し、やがて帝国に対して革命を決意する。

(引用元:シネマトゥデイ)

予告編

感想・解説

(引用元:IMDb)

ナウシカやスターウォーズにも影響を与えた

もし事前に予習したいのであれば、原作は長いですし、観るとすれば『ホドロフスキーのDUNE』でしょう。
『ホドロフスキーのDUNE』はAmazonプライムビデオで観ることが可能です。

>>Amazonプライムビデオで『ホドロフスキーのDUNE』を観る!

これを観れば、どれだけ『DUNE』がエポック・メイキングな存在だったかがわかるはずです。

ちなみにホドロフスキーというのは、カルト映画『エルトポ』などを撮った映画監督です。
監督のフィルモグラフィーなどは、今回は詳細な紹介は避けます。

端的に『ホドロフスキーのDUNE』のすごさを紹介すると、構想の時点で制作が断念したものの本作をもとにさまざまな有名な映画が生まれたことにあります。

『ホドロフスキーのDUNE』に関わった人たちはこんな人たち!

後のエイリアンに関わった人たち

  • H・R・ギーガー 
  • クリス・フォス
  • ダン・オバノン

建造物デザインとしてH・R・ギーガー 。これはエイリアンのクリーチャーデザインの人ですね。
ドキュメンタリー内で、建造物のスケッチが観れますが、完全にエイリアンの頭です。

クリス・フォスは、『エイリアン』のノストロモ号の初期デザインをした人ですね。
またダン・オバノンはエイリアンの脚本家ですね。

ちなみにエイリアンは、ダン・オバノンが発起人になって、DUNE組で制作された映画です。

またダン・オバノンが原作、フランスの漫画家メビウスが組んで漫画を描いています。
これが『The Long Tomorrow』という作品で、映画『ブレードランナー』の世界観の参考になっているとか。

また『ホドロフスキーのDUNE』が頓挫したことは、『スターウォーズ』の誕生にも影響を与えています。

スターウォーズには、DUNEのサンドワームにそっくりな巨大ミミズが出てきますし、フォースで人を操るのは、DUNEの劇中に出てくる特殊能力ヴォイスにそっくりです。

もしDUNEが無事に作られていたら、この世に『スターウォーズ』はなかったでしょうね。

かず

『スターウォーズ』ではなく、逆に『DUNE』のテーマパークができていたりして……。

また日本では我らがジブリの宮崎駿の『風の谷のナウシカ』にも影響を与えています。
砂漠を舞台に、巨大な虫(王蟲)が蠢く……。

完全にDUNEの影響ですね。しかも、その虫がエコシステムにも関わっているんだから、完全に確信犯。

というわけで、DUNEの原作がいかに多くのクリエイターに影響を与えた作品ということが、わかっていただけたでしょうか?

ドゥニ・ヴィルヌーブ監督最新作! DUNEのココが良かった

(引用元:IMDb)
おれてきにDUNEのココが良かった3選!
  1. 圧倒的な映像美
  2. 異世界の文化を体験できる数多くの描写
  3. 佇まいが美しすぎる、ティモシー・シャラメ

ドゥニ・ヴィルヌーブ監督は、幼少期に『DUNE』の原作小説を読んでいたらしく、念願の映画化のようです。

ここ数年は原作がテッド・チャンの『メッセージ』、『ブレードランナー』の続編『ブレードランナー2049』を監督するなど、SF映画を多く手がけてきました。

前の2作品とちがい、『DUNE』では監督に加え脚本とプロデュースにも関わっています。
なので今作は、力の入れようがちがいます。

元となるDUNEは『スターウォーズ』に多大な影響を与えましたが、ドゥニ・ヴィルヌーブ監督の『DUNE』は近年のテンポの速い『スターウォーズ』とはまったく雰囲気のちがった作品でした。

ドゥニの作家性でもあるスローなテンポの話に慣れないと、拒否反応が起きることも無理からぬ話。
しかも、続編ありきのPART1ですからね……。

だけど対立する統治者、裏で暗躍する女性だけの宗教組織、砂漠に住む原住民……

いろんなことが起こりそうでワクワクする設定群。

そして、その美しすぎる映像は、誰もが認めることだと思います。

  • 大海のような砂漠の美しさ
  • 霧や砂煙の美しさ
  • ライティングの美しさ

ちなみにDUNEの音楽はハンス・ジマー。
多くの有名な映画音楽に関わっていますが、最近だとクリストファー・ノーランの音楽でよく耳にすると思います。

しかし『TENET』は、音楽がハンス・ジマーではなかったですよね。
『DUNE』の方に関わりたかったようです。

本作では不気味な民族音楽が印象的でした。

監督と同じく昔に原作を読んでいたのかもしれないです。

最近だと『007/NO TIME TO DIE』もハンス・ジマーでしたね。

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メランジは、石油でありドラッグ

(引用元:IMDb)

良かった部分のふたつめに異世界の描写について。

『DUNE』の世界では、科学を放棄した世界観になっています。
中世の封建制に戻ったような未来SFなんですね。

多くの独特な風習は見ているだけで、楽しいです。

かず

唾を吐くのが敬意の表現とかね!

あとは部屋にほぼ照明がないのが印象的。

映画ではあまり説明がないですが、『DUNE』の劇中で人はアウタースペース(外宇宙)ではなく、インナースペース(精神世界)の探求へ血道を上げています。

これは原作が出版された当時の世相を反映しているのでしょう。
原作が出版された60年代はヒッピー文化が盛り上がっている時代。

薬物での精神世界へ意識が向いている時代でした。
精神世界を拡張するという意味で、本作のメランジは薬物のメタファーでしょう。

また砂漠にあるエネルギー資源、これって地球でいうところの中東の石油にあたります。
さらに原作出版当時の世相だと、いつか枯渇する石油についての危機感がありました。

SFというのは、我々の現実に横たわる問題を誇張して描く特徴があります。

エネルギー問題は、現在もぼくたちの目の前に横たわる問題です。
SFが得意ではない方は、こういう目線で観ると良いかもしれないですね。

美しすぎるティモシー・シャラメ

ティモシー・シャラメ
(引用元:IMDb)

シャラメが主演の作品はそこそこありますが、ここまで終始出ずっぱりなのはなかなかないかも。
(ここまでシャラメだらけなのは、『君の名前で僕を呼んで』くらい?)

また、出てくるシャラメ様の佇まいが美しい。

下手な比喩ではなく、少女漫画の王子様のようです。

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さらに脇を固めるキャストも豪華。

シャラメの父であるレトには、『スターウォーズ』でポー・ダメロンを演じたオスカー・アイザック。
(噂によると、『メタルギアソリッド』の映画版でスネークをするとか)

さらにMCUに出てる人たちだと、アトレイデス家の軍の司令官にジョシュ・ブローリン。
サノスや、デップーのケーブルですね。
さらにドゥニの作品では、『ボーダーライン』にも出ていました。

さらにスパイダーマンのMJのゼンデイヤ。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のドラックス役のデイヴ・バウティスタ。
(ちなみにドゥニの作品だと、ブレラン2049の冒頭にも出てきましたね。個人的には『007/スペクター』のヴィラン)

さらに『アクアマン』や『ゲーム・オブ・スローンズ』の、ジェイソン・モモア!

出番は少ないものの、砂漠の民フレメンの長であるスティルガーを演じるのは、ハビエル・バルデム。
最近だと『007/スカイフォール』のシルバですかね。

とにかく有名な人しか出ていない。
それだけヒットさせたかったのか、ドゥニの最新作だからみんな出たかったのか……。

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まとめ

今まで実写化に失敗し続けた伝説の映画の決定版が、ようやく出てきた気がします。
世界でも売れているようですし、ちゃんと続編が作られそうな気がするので安心しています。

圧倒的な映像と音は、劇場で体験しない手はない!

追伸

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
参考になればうれしいなあ。

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かず

また以下の記事では、映画を安く観る方法をまとめています。
興味がある人は覗いてみてください。

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ABOUT ME
かず
ある日学生時代に友人におすすめ映画を紹介した時に、「めっちゃ面白そう!」と好評。 昔から映画は好きだったが、映画を紹介することで初めて人に認められ、人生がほんのちょっとだけ変わった人間。 「映画の知識があれば、老若男女問わず話が合うし、教養が身について人に優しくなれるし、歴史にも詳しくなる!」そんな信条の持ち主。

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