わたしも西島秀俊に毎日ごはん作ってもらいたい。
まったくウチの旦那といったら……(ぶつぶつ)
イントロダクション
ひとつ屋根の下で暮らす、中年ゲイカップルのお話。
弁護士の筧史朗(かけい しろう)と、美容師の矢吹賢二(やぶき けんじ)のふたりのまったりとした日常を描く。
毎回家庭料理を作るシーンがあって、筧史朗(通称シロさん)が作る料理がめちゃくちゃ美味しそう。
ちなみに、シロさんは自分がゲイであることを職場などでは公にしていないが、賢二はゲイであることを公言している。
ゆるい日常を描くドラマで、別にふたりのラブシーンとかはない。
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キャスト&スタッフ
筧史朗を西島秀俊、矢吹賢二を内野聖陽が演じる。
賢二が女性的な立ち位置なのだが、それを演じる内野聖陽気のなりきり具合がすごい。
また6話では山本耕史が演じる小日向と、その彼氏も登場する。
硬派とデレデレを行ったり来たりする、情緒不安定な山本耕史の役どころもおもしろい。
ちなみに6話には『カメラを止めるな』に出ていた、真魚(まな)が司法修習生として出てきた。
原作は、よしながふみ。
Wikipediaを見ると他の作品に『西洋骨董洋菓子店』とか『大奥』とあった。
観てないけど、名前は知ってるぞ!
売れっ子の作家さんなんやね。
第6話のあらすじ
小日向からのお誘い攻撃に悩む史郎。そんな時に、事務所で司法修習生を指導することに。賢二は史郎が修習生ニ迫られるのではとヤキモキする。
レビュー
ブログをはじめる前から観てたので、6話からのレビューです。
ドラマの感想ってどのタイミングで書いたらいいか難しいね。
全話の感想を書いてたら大変なことになるので、つづかないかも。。
自分で言うのもなんだけど、わりとLGBTQには寛容なほうで差別意識とかはない人間のつもりです。
おれは完全にヘテロセクシュアルですが。
ちなみに性的指向にはこれだけの種類がある。
『ヘテロクシュアル』
男性が女性に、女性が男性に惹かれるように、異性に恋愛を感情を抱く人。異性愛者
『バイセククシュアル』
男性と女性どちらにも、あるいは2つ以上の性別に恋愛感情を抱く人。両性愛者。
『ホモセククシュアル』
男性が男性に、女性が女性に惹かれるように、同性に恋愛感情を抱く人。同性愛者。
『アセクシュアル』
他人に対して恋愛感情も性的欲求も抱かない人。性欲の有無とは無関係。無性愛者。
『パンセクシュアル』
すべての性別に対して、あるいは性別関係なく恋愛感情や性的欲求を抱く人。全性愛者。
学術的な話題はこれくらいにして……。
このドラマが進んでいるなあと個人的に思ったのは、まったくシリアスじゃないところ。
そこそこLGBTQに関する作品を見ているつもりですが、多くのLGBTQに関する映画やドラマはシリアスなものが多い。
もちろんそれはLGBTQへの態度として真摯なものだと思う。
しかしゲイを笑い者にすることなく、コメディとして成り立たしているのは、さらにすごいことだと思う。下手をしたら大バッシングを受けかねないし。
また、きっと原作から優れているところなんでしょうが、弁護士の描写などディティールが細かい。見ていて「へえ、そうなんだ」と、ためになる描写が多い。
6話だったら、医療訴訟に関する描写。
弁護士が医療訴訟を起こし過ぎたせいで、医者のなり手が減ったというもの。
ディテールが細かいといえば、料理描写も言わずもがな。
作者が料理に詳しいのか、フードコーディネーターでもついてるんですかね?
ただLGBTQの作品はゲイに関する作品が多めで、女性同士を扱った作品はまだまだ少ない気がする。女性同士が主役かつ底抜けに明るい話が出てきたら、本当の進歩!
ちなみに、さっきからLGBTQと書いているが、Qは”クィア”や”クエスチョニング”を示す。
自分の性自認がLGBTというセクシャル・マイノリティにもおさまらない人のことを言う。
おれ的スコア
観てたらほっこりするし、残業で疲れて帰ってきた時に少しづつ観てます。
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